乳児用液体ミルクの規格及び特別用途食品の許可基準が設定されました。(2018.08.08)

掲載日: 2018年09月25日

平成30年8月8日付けで、乳児用液体ミルクの規格及び特別用途食品の許可基準が新たに設定されました。

<主な改正内容>

1 「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」(昭和26年12月27日厚生省令第52号。以下、「乳等省令」)の改正内容
「調製液状乳」の定義や成分規格等が設定されました。

【定義】生乳、牛乳若しくは特別牛乳又はこれらを原料として製造した食品を加工し、又は主要原料とし、これに乳幼児に必要な栄養素を加え液状にしたものをいう。
【成分規格】発育し得る微生物が陰性でなければならない。
【製造基準】保存性のある容器に入れ、かつ、摂氏120度で4分間加熱殺菌する方法又はこれと同等以上の殺菌効果を有する方法により加熱殺菌すること。
【保存方法】常温を超えない温度で保存すること。
また、常温保存可能品の成分規格等が設定されたほか、試験法や、容器包装の基準が設定されました。

2 「食品、添加物等の規格基準」(昭和34年12月28日厚生省告示第370号)の改正内容
(1) 添加物の亜セレン酸ナトリウム及びビオチンの使用基準が改正され、対象食品に「調製液状乳」が追加されました。
(2) 次の添加物について、使用基準の範囲を正しく指すようにするための文言整理が行われました。
  グルコン酸亜鉛、グルコン酸銅、硫酸亜鉛、硫酸銅

3 「健康増進法施行令第3条第2号の規定に基づき内閣総理大臣が定める区分、項目及び額」(平成25年9月18日消費者庁告示第6号)の改正内容
「乳児用調製乳」という区分が新たに追加され、その下に「乳児用調製粉乳」及び「乳児用調製液状乳」の区分が設定されました。
また、項目にセレンが追加されました。(平成34年4月1日から適用)

4 「特別用途食品の表示許可等について」(平成29年3月31日消食表第188号)の改正内容
(1) 乳児用調製液状乳として許可された場合の必要的表示事項として、次の①~⑤の事項が規定されました。
 ① 「乳児用調製液状乳」の文字
 ② 当該食品が母乳の代替食品として使用できるものである旨(ただし、乳児にとって母乳が最良である旨の記載を行うこと。)
 ③ 医師、管理栄養士等の相談指導を得て使用することが適当である旨
 ④ 標準的な使用方法
 ⑤ 乳児の個人差を考慮して使用する旨
(2) 乳児用調製乳(「乳児用調製粉乳」及び「乳児用調製液状乳」)の成分組成の基準に、セレンが追加されました。(平成34年4月1日から適用)
(3) 乳児用調製乳(「乳児用調製粉乳」及び「乳児用調製液状乳」)の許可申請に係る添付資料として、乳等省令の規定に基づく承認を得たことを示す資料が追加されました。

<適用期日>
公布の日〔平成30年8月8日〕

ただし、乳児用調製乳の成分組成の基準にセレンを追加する改正については、平成34年4月1日から適用。

〔新規収載〕
〇乳及び乳製品の成分規格等に関する省令及び食品、添加物等の規格基準の一部改正について(平成30年8月8日生食発0808第1号)
〇「特別用途食品の表示許可等について」の一部改正について(平成30年8月8日消食表第403号)

〔改正法令〕
◎乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和26年12月27日厚生省令第52号)
◎食品、添加物等の規格基準(昭和34年12月28日厚生省告示第370号)
◎健康増進法施行令第3条第2号の規定に基づき内閣総理大臣が定める区分、項目及び額(平成25年9月18日消費者庁告示第6号)
○特別用途食品の表示許可等について(平成29年3月31日消食表第188号)

※省庁別の制度動向や法律改正の詳細な内容はこちら(食品表示コンシェルジュ)

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