すぐれモノ!

ラグジュアリーブランドが手掛ける“ブランドワイン”の可能性

2014年04月29日

「例えばモエ・シャンドンは、レストランでは2万円前後で提供していたりしますが、量販店では4000円程度で手に入ります。自分で買えば安く手に入る、ということが消費者にばれているので、レストランで高いお金を出して飲む人は当然減ってしまいます。その点、弊社が扱っているブランドのワインは価格が下がってブランドのイメージを損なわないために、レストランへの販売を重視しており、希少価値も高まります」

グッチ創業家の4代目・グッチオ・グッチが立ち上げた「TOBE G」

グッチオ・グッチ氏

では、どのブランドワインが一番おすすめなのか。増田社長にたずねると、即座に「TOBE G(トゥ・ビー・ジー)」という返答が帰ってきた。

 「TOBE G」は、グッチ創業家の4代目・グッチオ・グッチ氏が2008年に立ち上げた、新しいファッションブランドだ。バッグや靴などの革製品をはじめ、一部服飾品などもてがけ、ヨーロッパでは話題になっている。日本にはまだ店舗がないが、2016年から2017年には大手百貨店に上陸予定だ。

「モエ・シャンドンやドンペリは炭酸がきつい、キリっとした辛口です。お酒が得意じゃない人がたくさん飲むのは難しいかもしれませんね。しかし、TOBE Gのスパークリング『Prosecco』は、女性が喜ぶような柑橘系の味で、とても軽やかです。気づかないうちに、たくさん飲めてしまうと思います。TOBE Gの白ワイン『Bianco』もとても飲みやすいですよ」

宴会やお祝いにぴったりな価格設定

左からTOBE G「ROSSO」「Bianco」「Prosecco」

「TOBEG」は飲みやすさのほかにも、その価格設定が魅力の1つになっている。地域差があるものの、飲食店で「TOBE G」は1万円から2万円前後で提供しているお店が多いという。

「レストランでは、だいたい1つのアルコールのジャンルで3つの価格帯を用意されていることが多いと思います。例えばスパークリングワインは、1本3000円~5000円の商品、次が1万~2万円前後の商品、そして高級なドンペリなどの5万円前後の商品といった感じですね。そうすると、お祝いの席で一番安いワインを頼むのもなんだし、ドンペリはさすがに高いしと、自然と真ん中を選ぶ方が多いそうです。

「TOBE G」は、その真ん中の価格帯に設定いただいているレストランが多い。知らない名前の1万円のワインを頼むくらいなら、みんなが知っているグッチ家のワインにしよう、となるんでしょうね。導入いただいたレストランからは、『こればっかりものすごくよく出るよ』と聞いています」

増田社長によると日本でのブランドワインの需要はまだまだ伸びる可能性が高く、「今後も取り扱いブランドを増やしていくつもり」だという。今はまだ未知数の“ブランドワイン”だが、日本に定着する日も遠くないかもしれない。

株式会社acues

企業所在地:長野県長野市東鶴賀町59-1 東亜ハイツビル103号
電話:026-234-2155
事業内容:通信販売酒類小売業
公式HP:http://w1.avis.ne.jp/~hatoya/index.html
お話:代表取締役社長 増田裕一郎様

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