経営者インタビュー

飲食業未経験から3年で11店展開。27歳のドイツ人経営者が、日本で学んだこと~カイザーキッチン・マーク リュッテン社長

2019年01月11日

【Q】起業時は店舗ではなく、移動販売のフードトラックから始めていますね

カイザーキッチン株式会社「SCHMATZ(シュマッツ)」ぐるぐるソーセージ

ヴルストシュネッケン(かたつむりのソーセージ)と
呼ばれる100cmの「ぐるぐるソーセージ」

私は飲食や接客に対して強い思いがありましたが、飲食業は未経験でした。そこで、小規模に始めて学んでいくことにしたのです。トラックで東京中を回り、ファーマーズマーケットやフジロックフェスティバルなどのイベント会場へも行って、ドイツビールやソーセージなどを売り歩いていました。

【Q】初めて飲食の現場に出た時は、いかがでしたか?

まさに、毎日が学びの日々でした。フードトラックでは、調理や接客をすべて自分ひとりで対応しないといけません。寒さで身体が震えるような日でも、お客様をずっと待ち続ける…あれは寂しいものですね。現場の大変さを身をもって体験できたことは、今でも非常に役立っています。

カイザーキッチン株式会社「SCHMATZ(シュマッツ)」クラフトビール

ドイツのビール純粋令を遵守した
SCHMATZオリジナルのクラフトビール

当時、フードトラックで雇ったパートの従業員が「日本の消費者はこういうことを望んでいるんだよ」と、いろいろと教えてくれたのです。ここで仲間の大切さを学び、その後のビジネス展開に取り入れるようになりました。ビジネススクールでも“人は大切”とは学んでいて、頭では分かっていたつもりでした。でも、現場を経験したことで、本当の意味で理解しました。接客業はお客様と同様に、仲間も大事。人を大事にする仕事、これが結論です。

職場のハピネスを作る仕事「チーフ・ハピネス・オフィサー」

【Q】名刺の肩書に「チーフ・ハピネス・オフィサー」とあります。どういうことですか?

ビジネスを成功させるためには、ビジョンを共有できる仲間、従業員が必要です。その従業員をハッピーにしていくことが私の仕事です。

従業員をハッピーにする行為は、結果的にお客様をハッピーにします。お店のコンセプトをお客様に伝える際、従業員がハッピーでいる時が一番伝わります。すると、お客様に居心地が良い店と感じていただき、リピート率が上がり、結果的には売上に繋がります。実際、職場の幸福度が高いと、売上が向上することは数字として出ています。


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