経営者インタビュー

「牛たんねぎし」創業社長が語る、100年企業に必要な経営者のあり方~ねぎしフードサービス・根岸榮治

2019年03月04日

経営理念を具現化する仕組み

【Q】どのような仕組みがあるのでしょうか?

ねぎしフードサービス経営理念

ねぎしフードサービス 経営理念

例えば、仕事というのはPDCAを回しますよね。ねぎしはPDCAでスタッフに関わってもらうタイミングが他社と違います。

多くの会社の場合、社長や責任者がP(計画)を立てて、現場のスタッフに「これをやって」と、D(行動)から参加させます。でも、スタッフにとっては人が立てたプランなので、他人事。他人事だからやる気が起きず、計画が失敗しても立案者を責めるだけです。

ねぎしの場合は、スタッフもP(計画)から参加してもらいます。すると、スタッフは仕事を我が事として捉えるので、取り組み方が変わります。成功しても失敗しても、成長できる。大事なのは、個人の成長。「結果良ければ全てよし」ではだめなんです。

【Q】他にもありますか?

ねぎしフードサービス 代表取締役 根岸榮治 社長

代表取締役 根岸榮治氏

飲食店のお客様アンケートというのはどこもやっていると思いますが、うちはその活用法が違います。ねぎし全店では、毎月2千通ほどのアンケートを頂きまして、そのうち500通近くはスタッフの個人名入りでお褒めの言葉が書かれています。その場合、文面をそのまま賞状にしてねぎしの食事券と一緒に渡して、皆の前で表彰しています。

そうなると、人というのは「もっともらいたい」と思うんですよ。どうすればお客様に喜んでもらえるかは、他の人の表彰理由を聞いていれば学べます。そのサイクルが回れば、スタッフは上司の顔色を気にするのではなく、お客様を気にして仕事をするようになるんです。結果的に、サービスの質は上がります。

あとは福島県会津地方での田植えや稲刈り、千葉県多古町での大和芋の収穫祭などに、スタッフと一緒に参加しています。自分たちの仕事が農業にも貢献しているということをわかってもらうためです。他にもまだまだあります。

そして大切なのは、従業員が失敗してもそのひとのせいにしないで、仕組みを変えること。私は常に「人を責めないで、仕組みを責めろ」と言っています。


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