経営者インタビュー

「個店こそが町の顔になる時代」29歳の経営者が挑戦する、地域に根ざした飲食店~Sunrise・菊池厚志

2019年04月12日

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菊池厚志(キクチアツシ)・・・1990年神奈川・川崎生まれ川崎育ち。「串亭」(リアルテイスト)で修行、居酒屋の業務委託経営を経て24歳で串揚げ居酒屋「華金」を出店する。川崎を中心に4店舗(2019年4月現在)展開中。NPO法人居酒屋甲子園理事。

神奈川・川崎に2014年にオープンした、とろろ鍋と串揚げの居酒屋「華金」以来、「和ビストロ HANABI」、鮮魚と炉端焼きの「魚炉魚炉」、ネオ総合居酒屋「炉ばた家 ○銀」と4業態で4店舗を展開(2019年4月現在)している株式会社Sunrise。代表取締役の菊池厚志氏は「自分が物事に挑戦することで人に何かを与えたい」と語る。チェーン店の多い川崎に存在感のある個店を着実に増やしてきた菊池氏。思い描く地域密着型個店には、どんな可能性があるのだろう。

離れてみて俯瞰できた、地元・川崎のポテンシャル

【Q】飲食業に携わるようになった経緯を教えてください。

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株式会社Sunrise 代表取締役 菊池厚志氏

父が自宅兼店舗でそば屋を営んでいて、子どもの頃から飲食業は身近な存在でした。とはいえ、朝から晩まで働いている姿を見ていたので「仕事としては絶対選びたくない」と思っていました。高校時代に色々経験したアルバイトのひとつに飲食業もありましたが、特にやりたい事もなく、20歳くらいまで職を転々としていました。 

でも、周りが次々と就職活動をはじめるのを見て、「みんな一生の仕事を決めているんだ、自分はどうしよう」と焦りが芽生えたんです。これまで長続きしなかった仕事の中でも一番楽しかったのは何だろうと振り返ると、結局、飲食業だったんですね。

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修行時代の経験が、その後の業態開発の基礎に

やるからには独立とは当初から思っていたんです。串揚げなら簡単そうだし1年で独立できるんじゃないか、くらいの考えで修行に飛び込みました。 

そろそろ独立をと考えていた頃、川崎や都内で居酒屋を展開している形無株式会社の矢野潤一郎社長に出会いました。懐の深い方で、東京・学芸大学の居酒屋の運営を業務委託の形で任せてくださり、本格的に飲食店の経営を学ぶことができたんです。私は22歳くらいでした。

【Q】川崎からスタートしたわけではなかったのですね。

川崎で生まれ育った私が、はじめて地元を離れた時期でもありました。1年弱ではありましたが、離れた場所で過ごしたことで、川崎という町を俯瞰できたのは大きかったですね。

川崎は、東京と横浜という都会に挟まれ、人口流入も著しいベッドタウンです。駅の乗降客数も県内では横浜に次ぐ規模である一方、工場地帯で競馬・競輪といったギャンブルあり、繁華街もありと、ごちゃごちゃした町でもあります。 

東京で繁盛した店は、だいたい川崎を超えて横浜へ出店します。その流行が何年か遅れて川崎に入ってくるんです。だから都会にあって川崎にないものって意外と多くて、実はポテンシャルがあるのでは、と感じていました。


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