ソーシャルメディアから読む消費者動向

「塩レモン」がツイッターやブログで話題沸騰中!

株式会社 日立システムズ  2014年06月26日

本コーナーでは、ソーシャルメディアに残された大量のデータの中から食ビジネスに役立つキーワードを分析し、皆様へ簡易レポートとしてお届け致します。

第4回は、「話題の調味料」というワードに注目しました。

今、話題の調味料について

過去に「食べるラー油」や「塩麹」など口コミやTVなどをきっかけにブームが起き、一般の消費者から外食企業・メーカーまで巻き込み、定着していった調味料があります。そんな今話題の調味料を探すために「話題」「調味料」をキーワードに、ブログとTwitter上のデータを調査しました。

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上記は「調味料」を話題にしたブログの投稿年間推移です。

さらに、最近何の調味料が話題になっているのか調査します。

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今年の3月~5月のワードの中に「塩レモン」という新しいワードが出現しています。

「塩レモン」とは簡単に言うとレモンの塩漬けです。瓶など密封された状態でレモンを皮ごと漬け込み、1週間~1ヶ月ほど発酵させてレモンごと刻んで料理に使います。
それでは「塩レモン」についてのブログとTwitterの動きはどうでしょうか。

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上記は「塩レモン」をキーワードにしたブログの投稿年間推移と、最近3ヶ月分のTwitterの発言推移です。ブログの5月の「塩レモン」関連の投稿数はおよそ3000。これは4月までの平均投稿件数のおよそ3.3で、強い興味を持って発言されています。

またTwitterでも同時期に「塩レモン」のつぶやきが著しく伸び、特につぶやきが多かった日のワードの中には、具体的な朝の情報番組名などが挙がっていることから、今回のブームはTVメディアの影響が強いと推測されます。

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1.素材(レモン)について

まず、多かったのはレモンそのものに関する興味です。レモンを皮ごと漬ける「塩レモン」は、その特性上、国産レモンであるかどうか、無農薬であるかどうかを気にされる傾向があるようです。またレモンの表面にツヤをだすワックスなどを気にする声も多いようでした。飲食店などでメニューとして取り込む際、その点に配慮すると、他店と差別化が図れるかもしれません。

2.レシピについて

「塩レモン」のレシピについては、サラダやソテーなどに使うソースに使う発言が多いようでした。全体的にあえる・かけるだけ・簡単・シンプルな料理が多く家庭で一手間加えることでいつもと違う料理に仕上げているレシピが多いようです。

3.作り方について

自家製の「塩レモン」の作り方を公開するブログも多いようです。基本的な作り方は同じなのですが、「塩の分量」や「漬ける期間」「瓶詰めしてからひっくり返す」など、それぞれのユニークな方法によって、風味や香りなどに違いが出てくるようです。また塩に関しては「粗塩」派が多いようです。お店で作られる場合に、参考にしてみてはいかがでしょうか。

さて、今回は「話題の調味料」から出現数の多かった「塩レモン」について調査しましたがいかがでしょうか。3つのポイントから分かる通り「塩レモン」関するソーシャル上の発言は、まだ一般消費者のブームの域を出ていません。飲食店などのメニューや弁当販売などの商品企画などで活躍するのは、まだこれからがチャンスという事かもしれません。

今後もソーシャルメディアデータ分析では消費者の嗜好や新しい商品・サービスの発掘、意外なキーワードを違ったテーマでご提供いたします。ご期待ください。

執筆者プロフィール

株式会社 日立システムズ 

住所:〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎ウエストタワー12階
公式HP:http://www.hitachi-systems.com/

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