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話題のワードを解説!「杉山フルーツ」「塩たまちゃん」「蒸しパスタ」「豆腐ラーメン」

2016年06月23日

話題のワードを解説!「杉山フルーツ」「塩たまちゃん」「蒸しパスタ」「豆腐ラーメン」

2016年5月の「Yahoo!検索ランキング」急上昇ワードにランクインした食に関する言葉をいくつかご紹介。消費者の行動が次のニーズを教えてくれます。

杉山フルーツ

2016年5月30日 29位→Yahooで検索

静岡県富士市にある果物屋の名称。ギフト用の果物と、フルーツゼリーを販売している。1日に数百人の客が全国各地から来店する店としてテレビ番組で取り上げられ、検索数が上昇した。SNSでも「アートな生フルーツゼリー、美味しそう」「食べてみたい」「今も行列してるのに、また人気がでちゃう」と話題になった。

生フルーツをふんだんに使った自家製のゼリーが人気を集め、多い日は1日に800個以上売れる日もあるという。人気の理由のひとつに、見た目の美しさが挙げられる。見た目にこだわるため、ゼラチンを流し込んだ後にカットフルーツの位置や向きを、ピンセットでひとつひとつ調整しているという。

デパート出店や全国展開の要望も多いが、「大量生産して販売してもお客様にも飽きがくるし、市場が崩壊する」と、オファーを全て断り、1店舗のみの家族経営にこだわっている。保存料を使用していないため、賞味期限は3日間。生産数にも限りがあり、通信販売も行っていないため、お店に行かないと手に入らないというプレミア感も、消費者の購買欲求をかきたてる要因になっているようだ。

塩たまちゃん

2016年5月9日 15位→Yahooで検索

熊本県で生産される、塩玉ネギのブランド名。塩たまちゃんは甘く、梨のようなみずみずしさと、エグ味が少ないのが特長。生のままでも美味しいが熱を加えると、より甘さが強くなるという。生産者・子出藤(ねでふじ)さん父子のこだわりの生産法がバラエティー番組で放送され、商品の検索数も上昇した。

同じ熊本県の名産品に、八代市の「塩トマト」がある。塩分濃度の高い干拓地などで栽培されると、トマトが水分を十分にとれず、大きくなれない分、旨みが濃縮され糖度が増すというものだ。「塩トマトがあるのなら塩玉ネギがあってもいいのでは?」という発想で、塩たまちゃんの生産が始められた。

塩たまちゃんが生産されている農地は、海に面した埋立地のため、元々土壌のミネラル分が豊富だったが、海水から作った塩とニガリを溶かした水を撒いて塩分濃度をさらに高めている。にがりの希釈率や散布回数など、試行錯誤の末に開発されたという。

SNS上でも「食べてみたい」「めっちゃ甘い」「生の玉ネギは苦手なのに、塩たまちゃんなら食べられる」というコメントが見られ、番組で紹介されたレシピを使った写真も数多く投稿された。

蒸しパスタ

2016年5月9日 8位→Yahooで検索

フライパンを使い、少量の水だけでパスタを蒸すように調理する方法。古くからの常識を科学的に検証するテレビ番組で、普通のパスタを高級パスタのように美味しく仕上げる方法として紹介された。

番組では、工学院大学 食品化学工学研究室の山田昌治教授が、パスタの調理方法を変えた場合の歯ごたえや味わいの変化を、科学的に検証した。パスタを茹でる時には、たっぷりのお湯で茹でるのが常識とされているが、普通に茹でた場合はデンプンが水の中に流れ出ているのだという。蒸した場合はデンプンがパスタの表面について粘り気が増すため、ソースが絡みやすくなり高級パスタのように感じられる。

番組を見た視聴者による「やってみた」「美味しかった」「もっと早く知りたかった」といったSNSの投稿も話題となり、検索数の上昇につながった。誰もが疑問を持たずに当たり前と思っていた調理方法も、少し変えるだけで思わぬ発見につながることもあるようだ。

豆腐ラーメン

2016年5月20日 23位→Yahooで検索

豆腐のあんかけがたっぷりと乗ったラーメン。さいたま市岩槻区周辺の数店舗で提供されているご当地グルメ。「さいたま市民が愛する和風ラーメン」としてテレビ番組で紹介された。

豆腐ラーメンは昭和45年にさいたま市岩槻区の「レストラン大手門」で、当時のシェフがまかないとして提案したことから誕生した。「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」では、第2回(2008年)・第4回(2009年)に優勝。その後サークルKサンクス、エースコックなどから即席麺が商品化されたこともある。

ある程度知名度が高いはずだったが、テレビ放送後、視聴者からの「さいたま市民だけど知らなかった」「初耳」といったコメントが寄せられた。さらに「全然有名じゃないらしい」という側面が、まとめサイトなどでクローズアップされ、一層の話題を呼んだ。地元での知名度の低さが、結果的に関心を高める稀有な例となった。

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