サントリー芸術財団50周年 記念事業について

掲載日: 2019年03月15日 /提供:サントリーホールディングス

サントリー芸術財団50周年 記念事業について

~ 心うるおす、未来を咲かす。~

1969年 第1回鳥井音楽賞発表
(現在のサントリー音楽賞)

1961年 千代田区丸の内
パレスビル内に開館した
サントリー美術館

1986年 パイプオルガンA音を鳴らして
サントリーホール開館宣言をする
初代館長佐治敬三

公益財団法人サントリー芸術財団(代表理事:鳥井信吾・堤剛)は、母体となる鳥井音楽財団(のちのサントリー音楽財団)が1969年に設立されてから今年で50周年を迎えます。

サントリーグループは、創業以来、社会貢献を根底に据えた「利益三分主義」を不変の価値観としています。創業者の鳥井信治郎は福祉事業に取り組み、後を継いだ佐治敬三は、「鳥井音楽財団(のちのサントリー音楽財団)」の設立に加え、「サントリー美術館」(1961年)「サントリーホール」(1986年)を開館するなど、積極的に文化活動を推進しました。サントリー創業110年の2009年に、「サントリー音楽財団」と「サントリー美術館」を統合して「サントリー芸術財団」として大きくひとつに束ね、2012年には「サントリーホール」を統合し、美術と音楽を中心とした芸術分野での社会貢献に継続的に取り組んできました。

鳥井音楽財団を継承した音楽事業では、日本における洋楽文化の発展、日本人作曲家作品の振興、新進音楽家の育成を目的とした顕彰事業・助成事業・出版事業を行なっています。
サントリー美術館は、基本理念「生活の中の美」のもと企画展開催・コレクション収集活動に取り組んでいます。2007年には六本木・東京ミッドタウンに移転し、建築家 隈研吾氏設計による新たな施設で開館、ミュージアムメッセージに「美を結ぶ。美をひらく。」を掲げ、美術の普及・発展に向け活動を進めています。また、サントリーホールは、「世界一美しい響き」を基本コンセプトに掲げ、「音の宝石箱」と称された大ホール、多彩な音楽シーンへの対応が可能なブルーローズ(小ホール)とともに、多くの方へ国内外の一流アーティストによる演奏をお届けしています。

50年間の多大なるご支援・ご協力への感謝とともに、これからの50年の一歩となる今年は、「心うるおす、未来を咲かす。」をテーマとして、美術・音楽両分野にて、新しい時代にふさわしい記念事業を展開していきます。
【サントリー芸術財団ウェブサイト】http://suntory.jp/sfa/


【目次】
1.50周年記念事業について
1)音楽事業
2)サントリー美術館での展覧会
3)サントリーホールでのコンサート
2.50周年記念キャッチコピー・ロゴ
3.(ご参考)サントリー芸術財団50年のあゆみ

1.50周年記念事業について

1)音楽事業
サントリー音楽賞、佐治敬三賞、芥川也寸志サントリー作曲賞の充実
音楽事業では、日本の音楽界の発展に貢献した個人・団体に贈られる「サントリー音楽賞」、チャレンジ精神に満ちた企画で演奏成果の優れた国内公演に贈られる「佐治敬三賞」、前年度に初演された優れたオーケストラ楽曲の中から、もっとも清新かつ将来性に富む作品1曲を公開の演奏会で選定する「芥川也寸志サントリー作曲賞」(旧名「芥川作曲賞」)の3つの顕彰事業を行なっており、50周年を機にその内容の充実を図ります。

・サントリー音楽賞
受賞要件を外国籍へと拡大して日本発のよりグローバルな情報発信に努めます。
・佐治敬三賞
より多くの音楽ファンへコンサートとの出会いを提供したいとの想いから、第20回から候補公演のチケット・プレゼントを新たに開始します。
・「芥川也寸志サントリー作曲賞」(旧名「芥川作曲賞」)
作曲家 故 芥川也寸志氏の功績を記念して創設された賞の志をより明確にするために、第29回から名称変更するとともに、賞金を150万円に増額して新進日本人作曲家のさらなる飛躍を応援します。

記念イベント・シンポジウム開催 2019年8月21日
財団創設の1969年(昭和44年)から平成が終わる2019年までの50年間の日本音楽界の発展、取り巻く環境変化を見つめ、サントリー芸術財団およびサントリーホールの果たした役割を振り返り、これからを展望します。

出版事業「日本の作曲2010-2019」刊行 2020年
財団創設以来、「日本の作曲」は、1969~2009年をカバーする3冊が周年事業として刊行されています。50周年となる今回は、平成最後の10年間の日本作曲界をレビューし、その果実を紹介します。

2)サントリー美術館での展覧会
今年度に催される3つの展覧会では、50周年を記念して、新しい価値・表現をさらに追求し、チャレンジングで斬新な視点で展開していきます。

nendo × Suntory Museum of Art
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美
2019年4月27日(土)~6月2日(日)
人は美しいものに出会ったとき、2種類の感動のしかたをすると仮定。作品の背景や製作過程、作者の意図や想いを知ることで生まれる感動、そしてもうひとつは、ただただ理由もなく、心が揺さぶられる感動です。本展は、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoが提案する、左脳的なアプローチと右脳的な感じ方の双方で、日本の美術をたのしんでみる展覧会です。つまり、1つの展覧会のようで、2度たのしめる展覧会なのです。さて、あなたは理論派?それとも直感派?

遊びの流儀 遊楽図の系譜 2019年6月26日(水)~8月18日(日)
「遊びをせんとや生まれけむ」とは、『梁塵秘抄』の有名な一節です。この展覧会は美術のテーマとなった「遊び」に着目し、双六やカルタ、舞踊やファッションなど、男女が熱中し楽しんだ様々な遊びの変遷をながめます。とくに近世初期の「遊楽図」の名品を通して、ある時は無邪気に、またある時はものうげに遊び暮らした先人たちの、遊びの極意や、浮世を生きる術に、思いを馳せるひとときをお届けします。

美濃の茶陶(仮称) 2019年9月4日(水)~11月10日(日)
茶の湯のための、新しい日本のやきものが創造された桃山時代。美濃(岐阜県)では、力強い形姿、色彩、意匠をもつ新しい茶陶「黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部」がいっせいに花開き、もてはやされました。本展では当時の美術工芸諸分野との比較も試みながら、その大らかで個性的な造形的魅力の秘密に迫ります。また、美濃の茶陶が大正時代から昭和にかけて再び高い評価と人気を得てゆく様相も、名品によってご紹介します。

3)サントリーホールでのコンサート
日々の生活の中で上質な音楽を楽しむ機会を広く提供してきたサントリーホールならではの記念コンサートを開催し、皆さまに新しい発見・感動や潤いを感じていただきます。

チェンバーミュージック・ガーデン オープニング 堤剛プロデュース2019
2019年6月1日(土)
サントリーホール館長・堤剛がディレクターを務める室内楽の祭典。オープニングでは室内楽アカデミー第5期生を中心に弦楽合奏に取り組みます。2本のチェロが爽快に掛け合うヴィヴァルディの2つのチェロのための協奏曲、ドラマティックで情感たっぷりなチャイコフスキーの弦楽セレナード、そしてチェロ協奏曲の代表曲ハイドンなど、室内楽の延長線上にあるアクティブで緊密なアンサンブルをお届けします。

第48回サントリー音楽賞受賞記念コンサート 〈ピアノ:小菅 優〉
2019年8月2日(金)
毎年、わが国の洋楽の発展にもっとも顕著な業績のあった個人または団体に贈られるサントリー音楽賞。第48回(2016年度)の受賞者、国際的に活躍するピアニストの小菅優がライフワークとして長年取り組んできたベートーヴェンのピアノ・ソナタや、信頼する音楽仲間と共に室内楽のプログラムを披露します。

サマーフェスティバル 2019
2019年8月23日(金)~8月31日(土)
1987年から続く現代音楽のフェスティバル。オペラ、管弦楽曲から様々な編成による室内楽曲まで幅広いジャンルを取り上げ、一週間にわたって活きた音楽の「現在(いま)」をご紹介します。〈ザ・プロデューサー・シリーズ〉では、指揮者の大野和士が今、体感しておくべき注目の作品をプログラミング。中でも世界中で上演が相次ぐ話題の現代オペラ、ベンジャミンの『リトゥン・オン・スキン』を日本初演します。〈国際作曲委嘱シリーズ〉では、テーマ作曲家にスイス出身の巨匠ミカエル・ジャレルを取り上げます。また〈芥川也寸志サントリー作曲賞選考演奏会〉では、国内外で初演された日本人作曲家による管弦楽曲の中から選ばれた候補作品を演奏し、公開の選考会で選定し贈賞します。2年前の受賞者の委嘱新曲初演も併せて行います。

ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2019 オープニング
日本オーストラリア友好150周年記念スペシャル・プログラム
2019年11月5日(火)
サントリーホールは、1999年よりウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を招聘し、「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン」を開催。本年のオープニング公演は、日本とオーストリアの友好150周年を記念した特別プログラムをお届けします。2019年のウィーン・フィル ニューイヤー・コンサートを指揮した巨匠クリスティアン・ティーレマンによるウィンナ・ワルツなどを演奏します。

作曲家の個展 II 2019 細川俊夫×望月 京
2019年11月28日(木)
注目の作曲家2人がタッグを組み、それぞれの作品を紹介するシリーズ。委嘱新作の初演と既存の管弦楽作品を一夜の演奏会でプログラミングします。

2.50周年キャッチコピー・記念ロゴ

(50周年キャッチコピー)

(50周年ロゴ)


(50周年ロゴについて)

縦・横のラインで構成したこのマーク。50周年の5と10を、横・縦それぞれの数に託して描いています。横のラインは音楽の五線譜、縦のラインはサントリー美術館の建築のモチーフとなったルーバー(縦格子)をあらわします。音楽と美術を束ねるサントリー芸術財団の姿と想いを込めたデザインです。

以上

最新の食品ニュース

飲食店経営に役立つ!ノウハウBook無料配布中