男性の育休、職場の大多数が「取るべき」と感じる一方で、普及しない謎。最大の理由は職場の「取りにくい雰囲気」

掲載日: 2019年07月18日 /提供:サイコム・ブレインズ

サイコム・ブレインズ 男性の育児休業に関する意識調査

国内外で企業の人材育成を支援するサイコム・ブレインズ株式会社 (東京都千代田区、代表取締役社長 西田忠康) はこの度、男性の育児休業取得に関する調査を実施しました。社会人332人(男性179人、女性149人、無回答4人)が回答しています。



調査の結果、回答者の85%が、男性が育児休業を「取るべき」と答えています。 

一方で、男性の育児休業が普及しない理由として、最も多くあげられたのが「取りにくい雰囲気」(71%)、次いで「育児休業は母親が取るものと認識されている」(49%)、「人手不足で仕事から長期間離脱することが難しい」(48%)と回答しています。

主な調査結果


男性が育児休業を「取るべき」と回答したのは85%。男女・年代別にみると、各年齢層共通で、女性の方がより「取るべき」と回答している傾向。(図1)
男性の育児休業が普及しない理由(複数回答)として最も多かったのが「取りにくい雰囲気」(71%)、次いで「育児休業は母親がとるものと認識されている」(49%)「人手不足で長期離脱が難しい」(48%)。(図2)


調査の結果についてサイコム・ブレインズでダイバーシティ研修を統括している太田由紀は以下のようにコメントしています。

「取りにくい雰囲気」の多くは思い込みである可能性も。企業レベルや直属の上司がコミットメントを発信することで職場の雰囲気の改善を
回答者の大多数が男性の育児休業について「取るべき」と感じていることから、「男性の育児休業取得がなかなか進まない最大の理由としてあげられた「取りにくい雰囲気」は、当事者や配偶者の「思い込み」である可能性が高いと言えます。これは、企業レベルでの啓発活動や直属の上司が背中を押し、部署内の態勢を整えることで大きく改善します。次いで多かった「育児休業は母親が取るものと認識されている」といった性別役割認識に基づく『無意識の偏見』の存在が今回の調査では浮き彫りとなりました。また自身が育休を取得する上で人手不足を懸念する男性も多くみられます。まずは1か月、あるいは週単位からでも育休を取得する男性=ロールモデルを増やす取り組みが必要です。並行して職場メンバーの無意識の偏見を緩和するワークショップ等を実施することが効果的です。」

パタハラの懸念払しょく。鍵を握るのは「直属の上司」の後押し
太田は更に、「昨今メディアで問題となっている「パタハラ」(パタニティハラスメントの略で、積極的に育児参加する男性に対するハラスメントのこと)が、今後育休を取る男性の足かせになってしまう可能性があります。ここでも、人事だけでなく、直属の上司が積極的に『男性が育児休業を取ることは自然である』というメッセージを発信することが求められます。」とコメントしています。

図1:男性が育児休業を「積極的に取るべき」または「ある程度は取るべき」と回答した割合

図2:男性の育児休業が普及しない理由は(複数回答)





【調査概要】
調査期間:2019年6月3日~6月24日
対象:社会人の男女332人
方法:インターネット


サイコム・ブレインズ株式会社について】 
サイコム・ブレインズ株式会社は、1986年の創業以来、グローバル人材育成、経営幹部育成、営業人材育成など社会人教育のパイオニアとして企業の人材育成を支援しています。 過去10年で約600社、30万人以上の研修を手掛け、東京・タイ・シンガポール・上海の拠点からアジアにおける人材育成を国内外でサポートしています。
https://www.cicombrains.com/

提供元:PR TIMES

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