ヒット商品の舞台裏

業界最速。60秒で食べられるパスタ~三ツ星キッチンパスタシリーズ(アマノフーズ)

2016年05月02日

アマノフーズ 三ツ星キッチン 焼なすとトマトのクリームパスタ

三ツ星キッチン 焼なすとトマトのクリームパスタ

パイオニアとしての意地はもちろん、すぐに食べられるフリーズドライの“特権”をなくすことはできないという思いが伝わってくる。

「パスタに求められる、硬すぎず柔らかすぎない食感を作り出すために、企画の構想から始め、麺の製法や味作りまで、2年かけて納得のいくものができました。60秒で食べられるパスタ、業界最速です(笑)」

そうして、2015年9月に三ツ星キッチンパスタシリーズの『焼なすとトマトのクリームパスタ』と『3種のチーズのクリームパスタ』が発売となった。

SNSを使った販売戦略で認知向上

若い世代へのプロモーションとして、SNSでの拡散を狙って実施したのがプレゼントキャンペーンだ。応募者の中から先着3000名に商品を提供し、食べている様子などをSNSにアップしてもらったという。これと平行して、女子大の学園祭に出店するなど地道なプロモーションも行った。

「サラリーマンやOLさん達の間で、残業時の夜食などに購入いただけました。先行して販売していたリゾットは、9ヶ月間で50万食を目標としていましたが、実際には約100万食という好調な売れ行きでした。この成功があったので、パスタの販売目標は3ヶ月間で56万食に設定しました。それが実際には約75万食と好評を得ています」

非常食としても注目されるフリーズドライ食品

アマノフーズ三ツ星キッチン3種のチーズのクリームパスタ

三ツ星キッチン 3種のチーズのクリームパスタ

また、フリーズドライ食品は非常食・備蓄食としても優秀だ。近年の防災意識の高まりもあり、同社も商品を用意した。

「弊社としてもフリーズドライを非常食・保存食としてお使いいただきたいとの思いから、朝昼晩の3食が3日分入った詰め合わせセット『ローリングストックボックス』を通信販売しています」

これは単に保存しておくのではなく、ある程度の期間が来たら食べて消費し、新たに買い足してもらうという発想だ。消費期限も常温で1年間と扱いやすく、すでに企業や家庭での備蓄食として利用されているという。

「非常食の中には、普段から食べ慣れていないものも多くあります。大人はそれでもいいのですが、お子さんにとってはなかなか食べづらい…。その点、フリーズドライ食品は和風も洋風も揃っており、当社の商品は保存料も使っていません。お子さんでも安心して食べられます」

和食のラインアップに洋食のパスタシリーズを加えたことで、フリーズドライ食品の認知向上に成功したアマノフーズ。今後さらに、あらゆるシーンで重宝され、広がっていくと期待される。

アサヒグループ食品株式会社

住所:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2−4−1
電話:03−5773−8051
事業内容:食品菓子事業、アサヒヘルスケア事業、和光堂事業、アマノ事業、法人事業、アマノ通販事業、和光堂海外事業
公式HP:http://www.asahi-gf.co.jp/
お話:アマノ事業本部 アマノマーケティング部 竹内龍平さん

ヒット商品の舞台裏 バックナンバー

おすすめ記事

関連タグ

通信暗号化方式「TLS1.0/1.1」「SSL3.0」のサポート終了について
メルマガ登録はこちら