海外食生活レポート

暑さを乗り切る!中国で夏によく食べられる料理(中国)

蒲韻交(プーインジャオ)  2014年08月18日

8月に入り、いよいよ夏本番の暑さとなってきた中国・上海。誰もが食欲をなくしがちなこの時期ですが、今回は中国で夏に食べられる料理、食材をご紹介します。

中華料理店のショーウィンドウ

中国で定番の夏の料理といえば「凉拌菜(リャンバンツァイ)」です。日本の「冷やし中華」に似ていますが、麺に豆腐を使用しているところが違います。水気の少ない豆腐を細切りにしたものを、麺状にしたものを使います。キュウリやクラゲ、海藻などを細切りにし、麺と混ぜて食べるので、いろいろな食材を取ることができ、栄養も豊富です。醤油ベースのスープに、お好みでラー油を入れるので、ピリ辛であっさりとした味付けです。日本のように「冷やし中華はじめました」のようなのぼりは出ませんが、このメニューがあるのを見ると、夏が来たと感じます。お店では20元程(約330円)で食べられます。もちろん、家庭でもよく食べられる料理です。

他にも、凉面(リャンミエン)、凉皮(リャンピー)、凉粉(リャンフェン)という麺料理があります。同じような名前の料理ですが、麺が異なります。凉面(リャンミエン)は一般的な小麦を使った麺、凉皮(リャンピー)は太い春雨のような麺、凉粉(リャンフェン)は、春雨を麺として使用します。それぞれ味のベースは同じ醤油系のスープです。

「凉拌西红柿(リャンバンシーホンシ)」という料理も夏によく食べられる料理です。この料理はトマトをざく切りにして、砂糖をまぶし冷蔵庫で冷やしただけ、という簡単なものです。砂糖をかけるというと、すごく甘くなると想像されるかもしれませんが、ほのかに甘いという程度で、フルーツのような感じです。お店でも食べられますが、特に家庭で前菜としてよく出る料理です。日本ではあまり馴染みがないと思いますが、暑い夏にはお勧めなので、ぜひ食べてみてください。

また、最近、中国で注目されている食材がスイカの皮です。スイカの皮には、解熱作用があると言われており、夏にはうってつけの食材として見直されています。外側の固い緑の皮の部分を切り取り、白い部分を食材として使用します。先ほどご紹介した凉面(リャンミエン)などの麺料理の具材として、家庭などでよく利用されています。

このように、夏の料理は冷たいものが多くなりがちですが、暑いからと言って冷たいものばかり食べて体調を崩さないよう、バランスを考えながらいろいろな料理を食べ、夏の暑さを乗り切りたいですね。

執筆者プロフィール

蒲韻交(プーインジャオ) 

1985年生まれ。上海の日系企業に勤務。趣味はショッピング。
将来の夢は、いろいろ勉強してチャンスがあれば日本に行くこと。

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