海外食生活レポート

日系デパート「伊勢丹」「高島屋」が、20年以上シンガポール人に愛され続ける理由

Takayanagi Satoko  2015年10月13日

シンガポールは人口540万人ほどの小さい国で、一つの都市がそのまま国になっています。外資導入政策により経済成長を続け、様々な人種の高所得者が多く住んでいるのが特徴です。また観光客も非常に多いため、ショッピングセンターやデパートが数多くあります。

GDPに占める割合ではサービス業が7割近くあり、その中でも小売が20%ほどを占め、シンガポールの中心産業となっています。

小売業者は、ローカル向け、観光客向けとそれぞれターゲットを絞って運営しています。例えばローカル向けは、現地のインド人御用達の「ムスタファ・センター」などがあります。また、屋上プールで有名なマリーナ・ベイ・サンズ内にある巨大ショッピングモール「ザ・ショップス」などは、その顧客の多くが観光客です。

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オーチャード・ロードに並んで建つ伊勢丹と高島屋

シンガポールのショッピングで外せないのが、目抜き通りのオーチャード・ロードです。銀座さながらに、高級ブランドが旗艦店を出店しています。そんなオーチャード・ロードにある日系デパート「伊勢丹」と「高島屋」は、ともに1993年の開店から二十数年、シンガポールを代表するデパートとなっています。本記事では、この2店の特徴を中心にシンガポールの日系デパート事情を解説してまいります。

さて、私たち日本人が日系デパートを活用するメリットは、日本と同じデパートのカードが使えることです。突然の海外赴任、そしていつ日本に戻るかも分からない駐在員家族にとって、非常に心強いサービスといえるでしょう。また、デパートのインフォメーションスタッフも、日本語で対応できる方が何人かいて、困ったときにはサポートしてくれます。シンガポールへ移住したての頃にはよくお世話になりました。

また、伊勢丹、高島屋ともに日本の店舗と同じフロア構成、陳列をしています。海外のショッピングセンターに行った時に、どこに何があるのかわからなかったという経験はないでしょうか? 店内は馴染みのある日本流の店舗づくりが行われており、安心した気持ちで買い物を楽しむことができます。一番わかり易いのは、地下一階の食品売場です。日本では当たり前の光景ですが、海外のデパートではあまり見かけません。日本の食材も多数扱われており、日本にいる時と変わらない感覚で、利用することができます。

執筆者プロフィール

Takayanagi Satoko 

日本の保険代理店で13年業務に従事。2013年より外資系人材会社に入社した夫と共にシンガポールへ移住。暮らしの中の視点に基づき、シンガポールの生活環境について執筆する。

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