海外食生活レポート

マレーシアのフランチャイズビジネス事情。飲食業がトップに

ダレン・J・ハリス(株式会社Dai)  2016年01月12日

マレーシア人は新しもの好きで海外ブランドにも好意的

世界銀行の推定によると、マレーシアの2015年のGDP成長率は4.7%で、今後数年は5%前後で推移すると予測されています。経済成長と可処分所得の増加により、消費の近代化と海外ブランド志向の高まりなど、マレーシア人の購買行動は変化してきました。この変化は当面の間、持続すると思われます。

特にエネルギッシュな若い富裕層は、海外ブランドになじみがあり、新しい商品やサービスを積極的に取り入れます。また、一般的にマレーシア人は新鮮さと品質の良し悪しに強い関心があり、そこをターゲットにした食品や飲料品のマーケティングは、成功する確率が高まります。

近年は営業時間が長いことと、同じ建物の中で何でも買える利便性から、スーパーマーケットやショッピングモールが流行しています。モールの流行は、フランチャイズのテナントが出店しやすいため、事業者にとっても利点があります。

マレーシアのフランチャイズ支援は積極的

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地元コーヒーチェーンのOld Town White Coffeeは、
ASEANでも店舗を展開している

マレーシアの人口は3,000万人を超え、海外のフランチャイザーにとって魅力的ですが、小売業の売上高に占めるフランチャイズチェーンの割合は、10%にも満たないのが現状です。先進国では30~40%ほどを占めるため、マレーシアのフランチャイズビジネスには、まだまだチャンスがあります。

2013年には480の新しいフランチャイジーが市場に参入し、2014年の8月時点では700以上のフランチャイズ(店舗数6,000以上)が登録されています。全フランチャイズ企業の70%をマレーシアの企業が占めており、残りの30%が海外企業です。トップの業態は飲食業で、教育、衣料品、アクセサリー、美容・健康と続きます。

執筆者プロフィール

ダレン・J・ハリス(株式会社Dai) 

株式会社Daiのグローバルフランチャイズ事業責任者。10代の頃に母国イギリスにて起業を経験。その後もいくつかの事業を立ち上げ、その経験から会社設立、フランチャイズモデル構築の知識を得る。アジアフランチャイズのマッチング事業を確立すべく業務にあたっている。

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