世界でたたかう外食企業

日本人向け台湾情報誌に聞いた、「日系飲食店」の魅力と課題(美好寶島出版社股份有限公司)

2016年05月24日

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台湾で人気の俳優や歌手が表紙を飾る

お店の新規オープン直後など、日本人社員が常駐している間はおいしいけれど、帰国してしまうと味が落ちるという話はよく聞きます。味だけでなくサービス面でも、長期にわたって台湾人任せになっている店はよくも悪くも「台湾化」してしまいます。

また、台湾人の食文化について、理解不足な面も感じます。例えば台湾では宗教上の理由から「素食(=台湾では菜食・ベジタリアンの意味)」の人が多いのですが、専用メニューを用意している日系飲食店はまだまだ少ないですね。他にも、日本食はやや塩気が強いなど、細かい点を挙げるといろいろ出てきます。

【Q】今後進出を考えている企業にメッセージをお願いします

日本人は上から目線で話をしてしまう傾向があります。気を付けるべきなのは、こういう発言を現地の人は決して見逃さないということです。平均的な英語力では日本人よりも台湾人の方が上回っていますので、英語が下手ですと「いばっているのに大したことない」とよりマイナスの印象を持たれてしまいます。

また、よくある事例として、日本企業は日本式の管理方法をそのまま現地に当てはめようとします。もちろん欧米企業でもそういった部分はありますが、日本式は優れていても日本語圏でしか通用しないということもあり、台湾人から見るとあまり評価が高くありません。

「台湾人は親日」という部分はありますが、それに甘えず、台湾でビジネスを成功させるという意気込みで、臨んでいただければと思います。

美好寶島出版社股份有限公司(e-formosa Publishers Inc.)

台湾で日本人向け雑誌「な~るほど・ザ・台湾」をはじめ、複数の定期刊行物を発行する。これまで競合他社数社と統合、事業譲渡を繰り返し、2013年度より事業家・萩谷博の所有になり、2社体制で運営がスタート。2015年、萩谷博急逝により長男の萩谷泰也が新社長となる。2016年に2社体制を1社に統合し、新体制をスタートした。

業種:出版業 事業所数:1 従業員数:14名
本社所在地:台湾台北市松山區南京東路四段51號4F-1
お話:萩谷泰也 代表取締役

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