アンケートでわかった進出のヒント

日系飲食店が注目する台湾ビジネス。企業を惹きつける魅力を探る

鷲澤 圭(株式会社Resorz)   2016年07月27日

海外展開を成功させるために日系企業が注力すべきこと

出典:『Digima~出島~ 海外進出白書』(2015-2016年版)

「フィージビリティ・スタディ(F/S)※」、「進出予定国の市場調査」、「海外現地視察」など、事前調査に関する項目が多数挙げられています。事前調査には、ビジネスコストの算出や進出に必要な手続きの調査も含まれますが、「進出先の国にどれだけ自社の商品が受け入れられるか」に関する調査が大きな割合を占めます。

(※新規事業などプロジェクトの実行可能性などを、事前に多角的な観点で調査・検証すること)

しかし、海外進出の多くのケースでは、日本と同じそのままの商品では受け入れられず、ローカライズが必要になります。飲食店であれば、味付けの好みは国によって千差万別。辛さや濃さを大きく調整する必要があり、日本での実績が上手く活用できないケースも多いでしょう。

例えば、タイをはじめとした東南アジアでは、辛めの味付けが一般的であり、日本食店であっても、濃い目の味付けに変更しないと、評判が落ちてしまったりします。その対策として、ローカル向けと現地日本人駐在員向けとでメニューを変えている店舗も存在するほどです。しかし、台湾においてはローカライズをせずとも受け入れられやすい素地が、他国よりも多く見受けられます。これは進出を考える企業にとって大きなメリットです。

このように日本の商品がそのまま受け入れられやすい台湾。先述した「中国への足がかり」「親日国」という要素も合わせると、ぜひ進出を検討したい魅力的な国ではないでしょうか。

執筆者プロフィール

鷲澤 圭(株式会社Resorz)  

株式会社Resorzのメディア事業編集長。同社が運営する海外進出・海外ビジネス支援サイト「Digima~出島~」の記事執筆から編集、運営までを担当する。大学卒業後、株式会社PHP研究所にてビジネス本の編集に携わる。日本企業の海外進出に興味を持ち、海外進出支援事業を行う株式会社Resorzへ入社した。

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