はじめての海外ビジネス

「こんなはずでは…」失敗事例から学ぶ飲食店のASEAN進出(3)~進出形態・運営方法を検討する

2017年12月22日

日本では、だしの匂いが問題になることはまずないだろう。また、うなぎ屋や焼肉屋のように、あえて店の外に匂いを出すことで集客を狙う業態もある。

「海外でよくみられる、異文化の摩擦に起因するクレームです。この事例では、試食会を開いて近所の方を招待するなどのコミュニケーションをはかり解決できました。現地で運営を続ける上では、互いに異文化を理解し尊重しあうことが重要です」(独立行政法人 日本貿易振興機構(ジェトロ) サービス産業部長 藤井真也氏)

お客様や店舗の近所とのトラブルは、「①現地運営の継続的管理」の一環として解決していかなければならない。

これまで見てきたように、ASEANへの進出は国によっては法制度が未整備だったり、やってみないとわからない面もあり、様々な場面で、「こんなはずでは…」は発生する可能性がある。

しかし、明らかになっている規制は調べればわかることなので、国ごとに事前の確認はしっかりしておきたい。ジェトロでは、ASEAN各国の外資規制情報をまとめた「サービス産業フランチャイズ関連法含む外資規制」を公開しているので、ぜひ参考にしたい。

予期せぬ事態に備え、スケジュールや資金繰りに余裕をもった計画を立てたいものだ。また、不透明な部分や気になることは、ジェトロ等に相談することでリスクを回避してほしい。

参考:調査レポート「拡大するASEAN市場へのサービス業進出」(ジェトロ作成)


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