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ワンダーテーブルが海外でフランチャイズビジネスを成功させるために、実践していること~ワンダーテーブル・秋元巳智雄社長

2018年07月30日

「ロウリーズをはじめ、海外の素晴らしい店を東京のどこに出店すれば成功するか、どんな人材を雇えばいいか、一番わかっているのは日本にいる弊社です。

一方、ロウリーズがサラダの作り方や肉の焼き方といったノウハウを整えてくれているから、我々は本場の味を提供することに集中できます。海外のブランド・ノウハウを仕組み化し、日本のビジネスに翻訳してきたから、ライセンサーの立場で何をどう提供すればベストかもわかるのです」

海外店舗向けマニュアルでブランドのクオリティを保つ

細かいニュアンスを伝えるため
動画も積極的に活用する

ワンダーテーブルがブランド・ノウハウを伝えるために重点を置いているのが、海外店舗用のオペレーションマニュアル、「SOP(Standard Operating Procedure)=標準作業手順書」だ。日本語と英語、さらに進出国の言語にも翻訳された調理や接客の手順が事細かく、画像や動画を交えて指示されている。

「商品とサービスというマニュアル化できる知識は、マニュアルに基づいてトレーニングをすることが企業や上司の責任です。現地での研修は、コストをかけてでも通訳を雇い現地語で行っています。日本人同士であれば同じ言葉、習慣でなんとなく伝わることも、海外だと漠然としてしまいます。

ですから、お客様がきたら笑顔で“いらっしゃいませ”とお声がけし、人数をうかがいましょうと、あえてスタンダードを明確に示しています。そうすることでどのテーブルにご案内するか決定でき、ホールに“何名様ご案内しました”と声がけする手順に正しく進んでいけます」

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この手順を“徹底”させることが 真のノウハウ

SOPを細かく設定することは、ブランドを守ることにもつながる。スーパーバイザーがチェックで訪れた際に何か問題点があれば、SOPに沿って確認していけば手順どおりやっているかどうか判断がつきやすく、原因が突き止めやすい。改善も手順を守るようわかりやすく指導ができる。

また、現地スタッフやパートナーがレシピやマニュアルを盗み、競合店を出してしまうというのは海外進出でありがちなトラブルだが、ワンダーテーブルのSOPは徹底した細かさのため、仮に形だけマネようとしても決して同じことはできないのだという。

「会社としてグローバル化を目指すにあたり、ブランドのインバウンドもアウトバウンドも、ノウハウの本質は変わりません。料理を通じて、海外のダイニングカルチャーを日本に伝え、海外に向けても日本の食文化伝えていくことを使命としています。そのためにはまずブランドを咀嚼し自分たちなりのオペレーションに落とし込むこと。あとはその積み重ねなのだと思います」

アジアを中心に今後も積極的な進出をめざすというワンダーテーブル。長年磨き上げてきた人とブランドを、さらにブラッシュアップさせながら目標に向って進んでいくのだろう。


3店舗以上を経営者れている飲食店様

株式会社ワンダーテーブル

本社所在地:〒163-1422 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー22階
事業内容:飲食店の経営/フランチャイズチェーンシステムによる飲食店の募集・加盟店の指導
TEL : 03-3379-8050 FAX : 03-3379-8055
公式HP:http://www.wondertable.com/
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