人口 | 13億9,008万人(2017年末、出所:中国国家統計局)※ |
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首都 | 北京 |
公用語 | 中国語 |
一人あたり名目GDP | 8,643米ドル(2017年、出所:IMF) |
実質GDP成長率 | 6.9%(2017年)※ |
通貨 | 人民元 |
為替レート | 1人民元=16.01円(2018年12月25日) |
日本との時差 | マイナス1時間 |
日本からの移動時間 | 東京→北京(旅客機) 約3時間30分~4時間45分程度 |
平均賃金 | 1,115米ドル(北京、2017年)(非製造業スタッフの月額) |
※出典:JETRO(日本貿易振興機構)
世界人口の1/5に相当する約14億人の人口を抱える、言わずと知れた巨大市場です。
1990年代以降の急速な経済発展で既に日本を越える経済規模となり、将来的にはアメリカを超えてナンバー1とも言われています。
昨今は、成長鈍化と言われることもありますが7%に近いGDP成長率はまだまだ他の新興国と比べても高いものがあり、日本との間には政治問題があるものの、隣国ということからも経済的な結びつきは強く、海外進出を志向する日本企業からするとやはり避けられないマーケットではないかと考えられます。
面積も日本の約25倍に相当し、少数民族が多数存在することからも多様な地域性を持っており、例えば言葉も北京と上海では異なります。山東省や広東省のように1億人に迫る人口を持つ省もあり、ビジネスを進める上では地域ごとの戦略も重要になります。
中国と言えば中華料理ですが、現在では様々な料理店が街のあちらこちらに店を構えており、寿司を初めとした日本料理も人気があります。また、ファーストフード系のチェーンレストランも多数あります。
中国人の食生活は外食中心で、朝には道端に屋台が多く並び、そこで買って食べる人も多くいます。一食あたりの価格帯も、一人当たり10~30元で食べられる一般料理店やファーストフードに始まり、それ以上の高級なお店までバラエティに富んでいます。コンビニやスーパーも街の至る所に存在し、中国系以外にもセブンイレブンやファミリーマート、イオンなどの外資系も多く参入しています。
最近では食品の品質や安全性への意識も高まっている一方で、古い設備や零細規模の企業も多く、消費者ニーズにはまだまだ追いついていない状況です。日本からの食品輸出については、通関・検疫、商標の問題などクリアすべき点が幾つか存在します。