業界動向

「激辛」から「さっぱり」へ。台湾火鍋の流行を追う

ヘレン  2015年12月09日

この老四川の人気はすごかったです。2013年の鍋NO.1と言われて、人気が急上昇し、簡単には予約が取れないほどでした。私の友人が去年の8月、「さすがに真夏に鍋を食べる人は少ないだろう」と考え電話をしたところ、「予約は3ヶ月先」と言われて、その人気の高さに驚いていました。簡単には食べられないもどかしさに、更に興味が湧いてきます。

金曜日の21時を回っても、
大勢の人が鍋の順番を待っている

老四川は、台湾政府が選ぶ2014年台湾美食展の一員として、日本へ派遣されました。東京の汐留で数日にわたり「麻辛鍋」を紹介した実績があります。さすがに、予約3ヶ月待ちをお客様に強いるのは商売のチャンスを逃していると考えたのか、台北に一棟建の「老四川」をオープンしました。

2014年の人気鍋は何だったのだろうと調べてみると「台電勵進酸菜白肉鍋」がNo.1に輝いており、あれほど人気だった老四川は5位でした。酸菜白肉鍋は、伝統的な鍋のひとつですが、発酵して酸っぱくなった白菜と豚肉スライスを鍋でいただく、サッパリとした酸味が特徴です。

「辛口」から「さっぱり」へと、流行の移り変わりの早さにびっくりしました。2015年はどの鍋が人気になるか、注目したいと思います。

執筆者プロフィール

ヘレン 

東京生まれの日本人。日本で会社員生活を経たのち、台湾人の夫と結婚して、1997年より台湾生活を開始。
子育ての傍ら、日本と台湾に関連するビジネスを起業し、「ビジネスセンター」設立準備にも従事。現在、日本語対応の強みを生かし、台湾における会社設立の相談をはじめ、企業の台湾進出をサポートする。
本コラムでは、16年間に及ぶ台湾生活で経験した台湾の変遷、商習慣、生活情報などを現地目線で紹介予定。

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